これは、星の王子さまが、わがままで気位の高いバラの花に愛想を尽かして
お別れしようとしたとき、バラが素直に語ったセリフです。
戸惑いつつ、星の王子さまは、バラを残して旅立ちますが・・・
最後の星、地球で出会ったパイロットに、こう打ち明けます。

「ぼくは、あの時、なんにもわからなかったんだよ。あの花のいうことなんか、
とりあげずに、することで品定めしなけりゃあ、いけなかったんだ。
ぼくは、あの花のおかげで、いいにおいにつつまれていた。
明るい光の中にいた。だから、ぼくは、どんなことになっても、
花から逃げたりしちゃいけなかったんだ。ずるそうなふるまいはしているけど、
根は、やさしいんだということをくみとらなけりゃいけなかったんだ。
花のすることったら、ほんとにとんちんかんなんだから。だけど、ぼくは、
あんまり小さかったから、あの花を愛するってことが、わからなかったんだ」
子供向けの本ですが、恋する男女にも、価値のある本なのかも。。。
キツネが星の王子さまに秘密を伝えるところ、有名ですが、
「かんじんなことは、目には見えない」にあとに続くセリフも印象的です。
「あんたが、あんたのバラの花をとてもたいせつに思ってるのはね、
そのバラの花のために、ひまつぶししたからだよ」
「人間っていうものは、この大切なことを忘れてるんだよ。だけど、あんたは、
このことを忘れちゃいけない。めんどうみたあいてには、いつまでも貴任があるんだ。
守らなけりゃならないんだよ、バラの花との約束をね」
ひまつぶし・・・という表現にちょっとひっかかりますが(笑)
たしかに、無駄な時間なのかもしれませんよね。
だけど、そういう時間をかけれる相手がいるって、ありがたいことなんだなぁと思います。
相手を想ってるから、時間をかけられるし、
かけてきた時間が、さらにつながりを強くするのでしょう。
傷つくことも、悩んじゃうことも含め、それは相手に気持ちがあるからですし・・・。
いろいろあっても、どっちも悪くない☆
意地はってないで、素直になりましょう。
ちなみに、
私もバラであり、星の王子さまでもありました(汗)
ごめんなさい。
そして、
ありがとう。
(『星の王子さま』サン=テグジュペリ作 内藤 濯訳より)
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